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熱意が伝わる!「看護師の履歴書」書き方のヒント

キャリアナース仕事看護師転職

ライフスタイルの変化やキャリアアップを目指すなどで転職を考えたとき、まずは履歴書の書き方で戸惑う方は多いのではないでしょうか。せっかく本人にやる気や優れたスキルがあっても、履歴書にうまく反映できなければ採用側には伝わらないかもしれません。今回は、看護師を目指す方や看護師の転職時に知っておきたい履歴書のまとめ方、採用側にあなたの熱意をしっかり伝えるためのヒントをご紹介します。

看護師の履歴書は転職成功のカギを握る最重要ツール

看護師が転職活動をする際、必要とされる書類は履歴書1点の場合が多いようです。履歴書も、看護師専用の特別な用紙があるわけではなく、名前・学歴・職歴・資格・自己PR・志望動機などを書き込む既存の用紙(JIS規格)を使うのが一般的。そこであなたの魅力をアピールして、採用担当者に“この人と一緒に働いてみたい”と思わせる必要があります。さらに看護師としての適性や人格も見られますので、文章は長すぎず簡潔にまとめるように心がけ、記入漏れなどのケアレスミスがないよう注意しましょう。

<証明写真撮影時の注意>

写真を撮る際の服装は、スーツもしくはシャツやニット+ジャケットなどが安心です。さらにはナチュラルメイク、髪の毛が長ければ後ろで束ねるなどの配慮があれば安心。スナップ写真の切り抜きは当然NGです。スピード写真で撮影を行う際は、あごは引いて、口角を上げ、自然な笑顔で目線はまっすぐに!

看護師の職歴について

即戦力が求められる中途採用の場合、転職希望者のスキルと実績を見るため職務経歴書の提出を求める医療機関もあるようです。市販の履歴書の職歴欄はスペースが狭く、職歴の概要しか記入できないことがほとんど。職務の詳細や成果などの提出が求められた場合は、職務経歴書も併せて提出しましょう。

書き方のフォーマットは特にありませんが、A4サイズの用紙1~2枚にまとめるのが一般的。やたらと詰め込んで文字ばかりという印象にならないよう、携わった期間や仕事内容、そこで身に付けた技術や強みなどを整理して箇条書きでまとめ、採用担当者が見やすい書面作りを心がけましょう。仮に役職などの経験がなくても、後輩の育成や、リーダーシップを発揮した経験があれば好ましいスキルなので、必ず書いておきましょう。

■職務経歴書の書き方の注意点

・志望先の呼び方

「貴院(きいん)」…病院、クリニック
「貴社(きしゃ)」または「御社(おんしゃ)」…介護施設等を運営している企業

・所属部署・所属科まで明記、内部間の人事異動も同様

基本的に、履歴書のような職歴の簡略化はNGです。勤務していた医療施設名以外に、所属部署・所属科もしっかり明記して、どの分野の経験が豊富か、何ができるのか、スキルをアピールしましょう。人事異動や転勤は、「~に配属、~に転属」と書きます。

・雇用形態を明記

正社員などの直接雇用ではなかった場合、雇用形態についても記載しておく必要があります。例えば派遣社員の場合は以下のように書きます。看護職ではなく事務職だった場合も、職歴は記入。学生時代のアルバイトにまで触れる必要はありませんが、新卒の場合に限り、スキルとみなされる例外もあります。

<例>
「平成◯年◯月 株式会社〇社に派遣登録。派遣スタッフとして以下の職務に従事、
平成〇年〇月 株式会社〇社〇〇 平成〇年〇月まで〇〇大学病院〇〇科勤務」等

・職歴に添える退職理由の書き方

「病院(会社)都合により退職」…職場の都合で退職した場合
「一身上の都合により退職」…自分の都合で退職した場合

看護師の「自己PR」や「本人希望欄」は、いったい何を書くところ?

・自己PR

あくまでも自分がアピールしたいことではなく、志望先が求める人物像と合致していることが重要になります。志望先のWebサイトをチェックしたり、応募要項を熟読したりするなど、志望先に寄り添った内容のPRを心がけましょう。例えば「採血や注射」「ICUの経験」など、得意な看護スキルについて書いたりするのもベター。志望動機の書き方については、「この人と働きたい!そう思わせる『看護師の志望動機』書き方のヒント」も参考にしてください。

・本人希望欄

「本人の希望を書くところ」とはいっても、あまりにも正直に給与や待遇の要求を書かないほうがベター。ですが、育児や介護など個人的な事情から配慮してもらいたい事項や、時短勤務で希望する曜日や休日などは、簡潔に記入するにとどめるか、面接でその旨を伝えましょう。記載すべきことが無い場合は、「貴院の規定に準ずる」「特になし」としておきましょう。

ミスはなくてあたりまえ、魅力的な要素のある履歴書を

仮に、入力ミスを含めた誤字脱字がある、写真の印象が暗い、記入漏れなどのマイナス要素が多ければ、たとえ優秀なスキルを持っていても、採用担当者から「この人とは一緒に働きたくない」と思われてしまいかねません。内容の充実はもちろん、まずは社会人として恥ずかしい誤字脱字や日本語表現に誤りのない「平均点の履歴書」を書くことを心がけて。加えて、しっかりとした自己分析や志望先の分析をした上で、魅力的な履歴書を作成し、選考を優位に進めましょう。

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