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看護師の仕事を辞めたい!辛くなったときにまず考えるべきことは?

キャリアナース対策看護師転職

女子がなりたい職業ランキングなどで、常に上位をマークしている看護師。ですが、国家試験に合格し、晴れて看護師デビューを実現したものの、「思い描いていた仕事とは違った」「やっぱり自分に看護職は合わないかも」「夜勤がつらい」など、悩みを抱える人も少なくないようです。

では、実際に看護のお仕事を続けるのが難しいと感じたとき、どのように対処するの良いのでしょうか。辞めたいと思ったときにまず何を行えばよいか、その方法をご紹介します。

看護師を辞めたくなるのはどんなとき?

あなたは、「看護師を辞めたい!」と感じたことがありますか?

医労連の調査によると、実は看護師として働く人の75%が、しばしば「仕事を辞めたい」と感じているそうです。これは新人看護師さんには驚きの事実かもしれませんね。

看護師として働く人たちが、どのようなことで悩んでいるのか、辞めたくなる理由をデータからご紹介します。

① 仕事の負担:時間外労働の増加、人手不足で仕事がきついなど
② 待遇面:収入が低い、思うように休憩が取れないなど
③ やりがい:モチベーションを保てない、達成感を得られないなど
④ 人間関係:上司のパワハラにあった、職場の人間関係がうまくいかないなど

参考:医労連「2017年看護職員の労働実態調査結果報告」 P14~

これらの悩みは、それぞれに影響し合っています。たとえば「人手不足で休みが取れない→疲れが取れずにミスが増える→上司や同僚との関係が悪化する」というように、看護現場の人手不足と過重負担は離職につながる大きな問題です。

では、「もう仕事を辞めたい!」と自分の中で限界に達してしまったとき、どんな対処をするのがベストなのでしょうか。

「辞めたい」と思ったとき、一度頭を冷やすためにやるべきことは?

仕事を辞めたいという思いが四六時中頭から離れないときには、いったん冷静になって頭の中を整理することが必要です。自分が置かれている状況を見つめ直してから、次にどう動くべきかを2つのステップで考えてみましょう。

STEP① 悩みの棚卸作業

まずは、「何をストレスに感じているのか?」という悩みの原因、頭の中のネガティブな感情をアウトプットしましょう。スマートフォンのメモ帳アプリや手帳などに、思いつくままに書き出してみてください。そうすることで、悩みの原因だけでなく、自分が本当にしたい仕事が見えてくるかもしれません。

STEP② 人に相談する

悩みに対する第三者の意見というのは、新たな気付きを与えてくれるものです。まずは、一番の理解者である職場の同僚や先輩に相談してはいかがでしょうか。自分の思いを聞いてもらうだけで、気が晴れることも。

ただ、「苦手な同僚や上司がいる」などといった人間関係の悩みや、「人手不足で仕事がきつい」などの悩みであれば、職場の人には話しづらいかもしれません。そのようなときは、身近な友人や家族に相談してみるのもひとつ。

自分を客観的に見つめることで、解決法の糸口が見つかるかもしれません。

「仕事内容がキツい!」と感じたときにやってみて欲しいこと

悩みごとを整理したり誰かに相談したりするほかにも、心が軽くなる方法はあります。次にご紹介するのは、仕事内容がキツいという悩みを抱えたときのヒント。ぜひ参考にしてくださいね。

●思い切って長期休暇を取ってリフレッシュする

疲れきった頭や心を解放して心のバランスを取り戻すには、気分転換が効果的です。旅行、帰省、グルメツアー、ドライブなど、日常から離れた環境に身を置いてみましょう。

●忙しすぎる、休暇が取れない

少し古いデータにはなりますが、2008年に日本看護協会が実施した調査によれば、約2万人もの看護職従事者が、過重労働によって過労死のハイリスクに該当するというデータが出ています。

医療現場はチームプレイであり、忙しすぎる環境ではミスや重大な事故にも繋がりかねません。安全な看護を提供するためにも、管理者は職員の労働時間管理に気を配る義務があります。ぜひ、上司に業務改善を相談してみましょう。

●長時間勤務や夜勤が辛い

看護師は、おもに2交代制、3交代制で勤務することが多いですが、どの勤務形態が合うかはその人次第。今の働き方が合わないなと感じたら、環境を変えてみることも必要でしょう。

例えば、夜勤のないクリニックや、老人介護施設への転職を検討してみても。ただ、夜勤手当などが減るために、手取り収入が減ることも心に留めておいてください。

「人間関係がムリ!」と感じた時にやってみて欲しいこと

続いてご紹介するのは、人間関係がうまくいかないときのヒント。人間関係にストレスを感じるのは、どのような仕事にも共通して言えることですが、看護現場では幅広い立場の人と接する機会があります。それぞれに合わせた対処法を考えてみましょう。

●上司や同僚との関係

看護師は、直属の上司のほかに、医師、他の医療資格を持つ技師、医療者以外の職種の方など、多くの人と関わりながら働いています。さまざまな立場の方々と良好な人間関係を築いていくためには、積極的にコミュニケーションをとることが大切。ただ、もちろん人間同士ですから、相性もあります。

たとえば、先輩後輩の板挟み、上限関係のトラブルやパワハラなどに巻き込まれることもあるでしょう。互いの価値観の違いを理解し、努力してみても状況が改善しないときには、上司へ異動を相談するのもひとつ。

できうる限りの手を打っても改善されないのであれば、転職という選択肢を考えてもよいかもしれません。病棟の人間関係に疲れてしまったら、クリニックや老人介護施設など、小規模の施設へ環境を変えてみるのも

●患者さんとの関係

患者さんや、患者さんのご家族との関係づくりにも、コミュニケーションが大切です。日常とは異なる環境で、病気やケガへの不安を抱える患者さんの心情を理解し、どんな患者さんにも平等に看護を提供するのが看護師の役目。少し苦手だなと感じる患者さんとも信頼関係を築く努力は必要ですが、どうしても難しいと感じるときには、一人で抱え込まずにチームの仲間や上司に相談してください。

自分ひとりで抱え込まないで!信頼できる人や上司に相談しましょう

人手不足で忙しすぎる、上司や同僚との関係がうまくいかない、職場の雰囲気にどうしてもなじめない…など、今のお仕事を続けるのが難しいと感じたときは、いったん冷静になって気持ちを整理してみましょう。信頼のおける身近な人や同僚・先輩に相談し、悩みを吐き出すことで、解決することもがあるかもしれません。

また、客観的な意見を聞きたい場合は、職場以外の第三者に相談するのもオススメ。パソナメディカルに登録すると専属の担当者がつき、解決の糸口を一緒に探るほか、悩みを払拭できる新たな転職先の相談も可能です。お仕事探しのプロがあなたの悩みに寄り添ってくれますので、困ったときはぜひ相談してみてくださいね。

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