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看護師の資格を取るためには何が必要?看護師になる方法解説!

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看護師は、人々の健康を守って豊かな生活が送れるように支援をする、という非常に大切な仕事です。看護師になるには資格が必要となっており、資格があれば生涯の仕事にすることも可能です。手に職をつけたい、と一度就職をしてから、あるいは進学をしてから看護師を目指す人も多いです。看護師になるには、どんな資格をどのようにして取得したらよいのか、ご紹介します。

看護師になるにはどんな資格が必要か

看護師になるには、必ず「資格」が必要です。資格がないと看護師として働いてはいけません。だからこそ、看護師資格を取得していれば一生涯看護師として働くことができます。どんな資格が必要なのか詳しくご紹介します。

看護師になるには国家資格が必要

看護師になるためには、「看護師資格」が必要です。看護師資格は国家資格となっており、一定の基準を満たして初めて、「看護師国家試験」を受験することができます。一定の基準を満たすためには様々な方法があるため、置かれている状況に応じてどの方法が最適かを考え、看護師資格を取得するための道筋を立てていきましょう。看護師資格は受験するまでが大変ですが、一度取得してしまえば、登録内容の変更(訂正・書き換え、末梢、再交付)が必要な場合以外、定期的な更新制度がないので、一生涯使える資格です。

看護師に必要な資質は?

・やる気、体力、精神力

まるで体育会系の部活のような言葉ですが、この3つは非常に重要です。どの仕事にもいえることではありますが、看護師の仕事は仕事内容がきつい部分もあります。生半可な気持ちで看護師になって、仕事内容が辛く退職してしまう人も多いのが現状です。しかし、夜勤や残業などが多くなってしまう中でも、頑張っている看護師もたくさんいます。様々な職業がある中で、看護師という仕事は特にやる気・体力・精神力が必要です。

・コミュニケーション力

看護師は、患者さんとの触れ合いはもちろんのこと、医師やほかの看護師と連携を取り合いながら仕事をしなくてはいけません。ちょっとしたコミュニケーション不足が重大な問題に発展してしまうこともあります。関わる全ての人とスムーズにコミュニケーションがとれる力を必要とする仕事です。

看護師の資格はどうしたら取れる?

看護師の資格を取得したいと思っても、いきなり国家資格の受験はできません。認可されている学校へ通い、学ぶ必要があります。国家資格を取得しなくてはならないと聞くととても狭き門のように感じてしまいますが、国家試験の合格率は毎年80%~90%と高めです。学校へ通ってしっかりと学んでいれば、看護師資格は取得できるでしょう。

大学、短大、専門学校で学ぶことは必須

看護大学や看護師学校などで3年以上学んでいると、国家試験を受ける資格が得られます。高卒の資格を取得している必要があるため、多くの人は高校を卒業したのちに大学や短大、専門学校に通って学び、その後国家資格を受けて看護師資格の取得を目指します。看護大学や一部の4年生専門学校の場合は、選択制ですが保健師や助産師の受験資格も得られます。また看護師大学と一部の4年生専門学校で学んだ人は、大学院に進学することもできます。

看護師へのルート

看護師国家試験の合格率は高め

看護師は、国家資格の受験資格を得るまでに時間がかかります。しかし、国家資格自体は、とても合格率が高く、しっかりと学んでいれば合格できるでしょう。
参考に、2018年の国家試験合格状況をご紹介します。

2018年の国家試験合格状況

引用元:厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2018/siken03_04_05/about.html

となっています。
10人中9人は合格していることになります。もちろん、誰でも合格ができるというわけではありません。難しい試験内容ではありますが、こちらの結果から、学校でしっかりと勉強していることが伺えますね。

大学や短大、社会人から看護師の資格を取るなら

一度大学や短大に通ってから、そして社会人になってから看護師を志す場合は、まず看護師の国家資格の受験資格が得られるように、学校で学ぶ必要があります。大学生・短大生の場合と社会人の場合、2パターンにわけてご紹介します。

大学生、短大生が看護師の資格を取る場合

高校の時から「将来看護師になりたい」と思っている人は、卒業後そのまま看護大学や専門学校で学ぶ道筋を選びますが、すでに大学生や短大生になってから看護師を目指したいとなると、違う道筋を考えなければいけません。

まず、資格の受験条件を満たすために看護大学や看護の専門学校には必ず通わなくてはいけません。まずは看護大学・専門学校を受験する準備をしましょう。現在通っている学校の卒業を待ってから再度入学する方法もありますが、看護大学や専門学校によっては編入を受け入れていることもあります。卒業をしてから再度入学するとなると看護師になるまでに時間がかかってしまうため、編入制度についても調べてみましょう。

社会人が看護師の資格を取る場合

社会人になってから看護師を目指す場合は、社会人入試制度のある学科を受験し、まずは看護大学・専門学校に入学しましょう。社会人になってから看護師を目指すとなると、実際に看護師として働けるようになるころには、年齢も重ねています。高校を卒業してから学んでいる人がほとんどなので、学校でも看護師として働き始めてからも年齢差を感じることはあるでしょう。しかし、それがハンデになってしまうかは自分次第です。一度社会を経験している点は強みとなり、その他でもこれまでの社会経験が有利に働くことがたくさんあります。

▼実際に30代後半で受験し40代になってから現場で働く人のインタビューはこちら
【インタビュー】社会人から看護師へ転職!その方法やおすすめサイト紹介

看護師の資格を活かせる仕事を紹介

看護師=病院勤務というイメージが強いものの、働ける場所はまだまだたくさんあります。どんな職場で看護師資格を活かして働くことができるでしょうか。

活躍できる場所は幅広い

看護師の資格を取得すると、様々な場所で活躍できます。総合病院や個人医院、老人保健施設、保育園、企業の医務室、美容クリニックなどです。一度資格を取得すると一生涯看護師として働き続けることができます。

▼看護師の仕事内容についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
看護師の仕事内容徹底解説!働く場所、働き方でみる看護の仕事とは

養成校や資格取得についての詳細は看護協会でチェック!

養成校や資格取得についてより詳しく知りたい人は、「公益社団法人 日本看護協会」を参考にしてください。
公益社団法人 日本看護協会:http://www.nurse.or.jp/

看護師として働く自分をイメージしてみよう

看護師は、常に不足している職種です。そのため、年間を通じて求人はありますが、やはり人気がある職場は競争率も高いです。看護師として活躍できる場所の中から、自分はどんな看護師として働きたいかをイメージして就職・転職を考えましょう。

▼看護師の転職についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
【インタビュー】社会人から看護師へ転職!その方法やおすすめサイト紹介

まとめ

いかがでしたか。看護師になるためには、まず国家資格を受験する資格を取得しなくてはなりません。道のりは簡単ではありませんが、大学生・短大生・社会人になっていてもまだまだ遅くありません。数年後に看護師として働いている自分を目標に、今頑張りましょう。

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