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12年のブランクを経て復帰した看護師さんにインタビュー!ブランクをポジティブに切り替える秘訣とは

インタビューキャリアナース復帰看護師
 

Y・Kさん

看護学校を卒業後、臨床での勤務を7年11ヶ月経験。途中に育児期間を経て、派遣スタッフとして、デイサービスに3ヶ月勤務後、障がい者施設に3年勤務。臨床を離れて約12年のブランクを経て、看護師に復帰。


長年のブランクに不安がある中、家庭と両立をしながら看護師として復帰したY・Kさんに、現在のお仕事への思いをインタビューさせていただきました。

【質問】パソナメディカルに登録しようと思った理由は何ですか?

Y・Kさん:復職を考えていたときに、家の近くで出張登録会があることをチラシで知りました。情報収集のつもりで軽い気持ちで出かけてみたのですが、ちょうど復職支援プロジェクトの期間で、それをきっかけにお仕事を紹介していただきました。パソナメディカルの方は、親切で対応も丁寧ですので、とても満足しています。職場見学時にも親身に応援してくださり、たまに病院に立ち寄った際には声をかけてくださったりするので安心します。1人で働き出すのは不安ですが、何かあったときには後ろにこの人達がいる、と思えるのは心強いですね。

【質問】どうして看護師になろうと思いましたか?

Y・Kさん:昔『キャンディキャンディ』というアニメがあり、最後に主人公が看護師になるというお話なんです。そのアニメを見て、看護師に憧れたのがきっかけです。それに、人と接することを仕事にしたいという思いもあり、看護師の道へ進みました。

【質問】どんなお仕事の内容か教えてください。

Y・Kさん:病院の外来で勤務していますが、その中でも放射線科という部署で働いています。主にCT検査をする際、患者さんに造影剤の注射をしたりしています。また、放射線を使って行う検査や処置の介助も行います。検査がないときは、次の検査の準備をしたり、勉強をしていますね。

【質問】どうして臨床の場に復帰しようと思ったんですか?

Y・Kさん:子どもが生まれたとき、一旦育児に専念しようと思い看護師を辞めました。しかし、「家庭に入ってからも看護師を続けた方がよかったのかな…、辞めない方がよかったのかな」という思いもありました。時間が経つにつれ、その思いも強くなっていき、考えているより動いてみようと、パソナメディカルの出張登録会に行きました。紹介していただいたデイケアサービスや、障がい者施設で勤務する中でも、看護師としての知識や技術を生かせる場面に多く出会い、そして施設での契約が満了に近づいていたこともあり、「もう一度、医療技術と知識を取り戻したい」と思い、看護師へ復帰を決めました。

【質問】復帰して大変だったことは何ですか?

Y・Kさん:放射線科も勤務するのは初めてでしたし、復帰までに約12年経っているので、医療技術など昔と違っている部分もあり、諸々を覚えることに苦労しました。まず大変に感じたのは、家庭に入っていた今までとは違い「社会的立場での責任が大きくなった」という、気持ちの部分です。

【質問】努力したことは何ですか?

Y・Kさん:勤務については当然ですが、新しく覚えたことは、家に帰ってからもノートへ書き写したり、調べたりして勉強しました。また、ブランクがあることを気にしていましたが、実際に働きだしてみると、周りの方はノンストップで子どもがいながら働いている人ばかりだったので、むしろ「自分だけブランクなんか気にしている場合じゃない!」と、気持ちの切り替えを意識しました。

【質問】仕事で落ち込んだときなど、どのように乗り越えていますか?

Y・Kさん:「落ち込む暇はない」と、意識を変えることを心掛けています。失敗をしたり落ち込んだりしても、原因を分析してどうすればいいのかを考えます。分からないことは思いきって聞けばいいし、勉強が必要なら勉強をして、次に活かせるよう前向きに意識を持っていきます。「家に帰れば家事もしなくてはならないし、落ち込んでいる暇はない」と。

【質問】どんな職場環境ですか?

Y・Kさん:教育やサポートもしっかりしています。就労期間に応じてチェックリストをつけていき、それを元に病院の方と面談をして仕事を進めていけます。勉強会や自宅でのインターネット学習もありますので、皆さんと気軽に話せて、働きやすい環境が整っています。

【質問】今の仕事をしてよかったな思うことは何ですか?

Y・Kさん:やはり看護師に復帰できたことです。以前の施設も働きがいはありましたが、本来、勉強していた医療の知識と技術を取り戻したいという気持ちがあったので。復帰するのは、かなりの勇気がいりましたが、本当に戻れてよかったと思います。

【質問】仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

Y・Kさん:常に目標を持ち意識を変えていくようにしています。業務を覚えてきたら「今度は今よりもスピードアップしてみよう」とか、出来る出来ないは別にして、少しずつ先を見て目標を作ります。その繰り返しで、前向きな意識になることが大事だと思います。また、新しく覚えたことはノートにメモして、家で振り返るようにして、わからないまま次の日に持ち越さないようにしています。

【質問】どんなふうに家庭と仕事を両立していますか?

Y・Kさん:今までと同じように家事が出来なくなった事に悩んでいたこともありましたが、割りきって手を抜くところは抜くようにしています。通勤も、最初は電車で通っていましたが、今は申請をして車通勤をしています。子どもの学童保育のお迎えもあるので、車通勤が出来るのは助かっています。

【質問】ブランクがあり、復帰に不安を抱えている方にメッセージをお願いします。

Y・Kさん:主婦としての経験に無駄なことはないと思いますし、ブランクをネガティブに捉えないことが大切です。私自身もはじめは気にしていましたが、そのブランクをどうやって乗り越えていくかが大事なので、ポジティブに捉えることだと思います。昔働いていたことがもう一度出来るというのは、やっぱり嬉しいです!

【質問】休みの日は何をして過ごされていますか?

Y・Kさん:引っ越しをしたばかりなので、今は家の片付けをしたり、子どものサッカーの送り迎えや応援に行ったりしています。平日がお休みのときは、子どもは学校に行っているので、気分転換に自分のために買い物に行くこともあります。あまり家でじっとしているタイプではないので、家事などやるべきことを早く終わらせて外に出るようにしています。

【質問】これから挑戦してみたいことは何ですか?

Y・Kさん:これからのことは、正直まだわかりませんが、今後働いて行く上で、いろんな方向性を考えれるように、今はベースをしっかり作りたいです。

【質問】長期間のお休みがあったら、何がしたいですか?

Y・Kさん:今年の夏は家族の休みが合わなかったので、旅行に行きたいですね。

【質問】もし宝くじに当たったら、どのように使いたいですか?

Y・Kさん:現実的に言えば、家のローンとかになっちゃうんでしょうけど…、そこは前向きに海外旅行に行きたいですね!


長年のブランクも、少し視点を変えれば「以前働いていたことをもう一度出来る」という喜びになります。Y・Kさんの前向きな姿勢から、不安を乗り越える秘訣を教わりました。ありがとうございます!

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