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【栄養士監修】つらい花粉症・・・・・・食生活が悪化の原因かも!?

花粉症見直す食事食生活

睡眠も仕事も、ひとりの時間も辛い花粉症……。実は、花粉症の辛さには、花粉の量だけでなく、普段の食生活が関係していることをご存じですか? 食べるものを見直せば、あなたの花粉症も、軽減できるかもしれません! 花粉症に悩まされている看護師の方は、これを機に、食生活を振り返ってみませんか?

■花粉症は、食事によって悪化している可能性も!?

花粉症はアレルギーのひとつなので、摂取しているもので抵抗力が増減したり、ものによってはアレルギー反応を悪化させたりする可能性があることも、うなずけそうですよね。たとえば、食品添加物・加工食品・甘いものなどは、アレルギー症状を悪化させるケースがあるのです。

これらを摂りすぎると、腸内細菌の働きが衰え、栄養素の吸収効率が悪化。体に悪い物質と戦う力が弱くなるため、結果的に、花粉によるアレルギーの症状が、ひどく出てしまう可能性も考えられます。

腸内細菌は、善玉菌と悪玉菌、また多い方に傾く日和見菌のバランスが大切です。

ヨーグルトや、キムチ、みそなどの発酵食品をとりましょう。

■鼻の粘膜を刺激! アルコールも控えめに

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普段からアルコール類が好きで、一日のリラックスタイムにはアルコールが欠かせないあなた! しかし、花粉症でお悩みなのであれば、アルコールにも注意が必要です。

アルコールを摂取すると、体がポカポカして、顔や手も赤くなってきますよね。これはアルコールによって、血管が拡張させられるため。そうなると、鼻の粘膜を刺激し、鼻づまりや、目の充血などの症状を引き起こしやすくしてしまうことも考えられます。

また、お酒のおつまみに多い、高タンパク、高脂質のものにも要注意。食べ過ぎると免疫力を低下させてしまう恐れがあるので、合わせて注意しておきましょう。

花粉症は粘膜が弱くなって起こるとも言われているので、粘膜をしっかり作るために水を飲むことが大切です。アルコールを飲んだら同じくらい常温の水を飲むと良いでしょう。

■花粉症を軽減させる、食事の摂り方

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意識して摂取したいのは、「ビタミン」と「ミネラル」。ニンジンやレバー、卵などに多く含まれる「ビタミンA」は、粘膜を強くし、皮膚のバリア機能を高めてくれるため、花粉に対する防御力をアップ。ミカンやイチゴ、ピーマンなどに多く含まれる「ビタミンC」も、強い粘膜を作る助けになり、花粉ストレスに耐える力も与えてくれます。

このほか、カルシウム、マンガン、鉄といった、ミネラルも、アレルギーへの抵抗力を作るために欠かせませんが、忙しい看護師のみなさんの場合、アレコレ考えて食生活を整えるのはちょっと難しいですよね。

そんなときは主食、主菜、副菜の3つを揃えて食生活を送ることを意識してみましょう。米やパンなどの主食で炭水化物、肉・魚などの主菜でタンパク質、野菜などの副菜でミネラルやビタミンを摂るようにするだけでも食生活が整います。

最近ではコンビニ製品でも無添加のものが増えているので、アレルゲン対策の面でも心配の要らない食材を、意外と気軽に手に入りそうですね。なかでも、ビタミンAや乳酸菌などは、花粉症対策に心強い栄養素が豊富に含まれる、ヨーグルト・卵・サラダ・野菜スープなどがオススメです。コンビニ食も食材に気をつけることで、花粉症を軽減させる助けになることでしょう。

■食べ物から整える、花粉症対策

今年の花粉シーズンは、アルコールを控えめにして、栄養バランスを見直してみませんか? 間食や夜食に、スナック菓子や甘いお菓子食べてしまっているなら、ドライフルーツや無添加の乾燥納豆などに変えるだけでも、変化が感じられるかもしれません!

この記事の監修者:【管理栄養士】野田 あかね

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